続・おやつカルパス

さくぶんれんしゅうちょう

今年観た映画まとめ2023

なんだかあんまり書く気力ないけど、記録は残しておきたいのでさくっと

 

①コナン

冬にあった特別総集編的なやつ

 

②レジェンド&バタフライ

生首から血がいっぱい出たりとか、思ってたより怖かった

 

③ブルージャイアン

音の質感とアニメーションならではの映像表現と、まっすぐなストーリー。誰にでも勧めたくなる、良い映画だった。

 

④シン・仮面ライダー

庵野カントクと映像美の""癖(ヘキ)""が合う。女優と演技の趣味も合う(アスカにも綾波レイにもそこまで心惹かれないけど実写映画の女性キャストにはめちゃくちゃ惹かれるから、「女の趣味」じゃなくて「女優と演技の趣味」なんだと思う)。

ストーリーの好みは微妙に合わない。

 

⑤コナン

哀ちゃん幸せになってほしい……って総集編観た時も思ったし、春の新作映画観た時も思った。

 

⑥マリオ

4Dで観た

"映画"というより"エンタメ"ってかんじ。楽しかった。

 

⑦怪物

めちゃくちゃよかった。

映像も、ストーリーも、演出も。

人のこころの嫌なところとか、不安とか、そういうのに直接触れてくる感じの作品。

でも触れられて嫌な感じはしなくて、優しく抱きしめて慰めてくれるような触れ方でもなくて、ただそこに"綺麗じゃない感情"があるんだなぁと、自覚して終わるような絶妙な強さの触れ方。

安藤サクラさん、良い… と思い始めた。

 

ハリーポッターと賢者の石 4DX版

ハリポタスタジオツアーオープン記念上映だったはず!

良い映画は何度観ても良い

スタジオツアーにも今年行けました!

めちゃくちゃ楽しかった また行きたい

 

 

君たちはどう生きるか

難解だった〜〜〜

刺さる人には刺さったらしいけど、わたしにはあまり…

なんか夢の中にいるみたいな、ふわふわぐちゃぐちゃした世界観だったな

 

⑩アリスとテレスのまぼろし工場

MAPPAのオリジナルアニメーション映画。

儚い世界観とジュブナイルに惹かれて期待して行ったけど、あんまり肌に合わなかったな

色恋が世界を動かす物語にはあんま共鳴できないみたいだ

 

⑪バッドランズ

これですよ〜〜!!

山田涼介と安藤サクラ姉弟役で裏社会モノ。良い。

法が行き届かない世界にも情がちゃんと生きてる。よかった。

 

シティーハンター

シティーハンターぜんぜん知らなかったんだけど、人に誘われて行った。

元の作品を知らない人にもわかりやすい造りの映画作品って、こんな感じだよなぁって思いながら観た。

冴羽遼が思ってた以上に品がない男で、がっかりした。作画は令和なのに、倫理観が昭和じゃん。

 

ゴジラ-1.0

公開直後の大きいスクリーンで観た。良かった。「こんな感じだろうなぁ こんなものが観たいなぁ」と思って映画館に行って、その期待通りのものを観せてもらえる満足感。

安藤サクラさん3作目です。ファンになるべきなのか。

 

⑭鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎

気持ちの良い長さで、気持ちの良いテンポで、前知識あまりなくても観れる絵が綺麗なアニメ。そりゃ人気出る。

敵側がやってることはグロいな…って感じだったけど、主人公側の倫理観に共感できるのであんまオエッってならずに観れた。

PG12にビビって姉に付き合ってもらったけど、そんなビビるほどではなかったな

シン・仮面ライダー感想文

※ネタバレ含みます。

 

シン・仮面ライダー、序盤は「あ〜〜 急展開だな〜〜 このテレビシリーズを端折ったかんじ、シン・ウルトラマンを思い出すなぁ〜〜」とか思ってたんだけど(どうしてもシン・ウルトラマンと比べちゃうの許してほしい)中盤からめちゃおもしろかった。人の心のドラマだった。


あと、シン・ウルトラマンを「微妙」だと感じたのに(好きな人ごめん)仮面ライダーも観に行きたいと思った理由を思い出した。

 

映像がいいんだよな。

 

シン・ゴジラを観た時、わたしはちょうど映画館によく足を運ぶようになり始めた時期で、「映像って監督によってこんなに変わるんだ」って思って感動した。

 

あの湿度が伝わってくるような映像と生の楽器の音が生きてる音楽、好きです。

 

そのときまでは監督って何してる人かいまいち分かってなかったし、何してる人かいまいち分からんのに「〇〇監督作品」とか大きく宣伝されるの何でだろうって思ってた。

 

でも監督によってあんな風に映像が変わるなら、確かに監督名が宣伝になるのわかるなぁって、実感したのがシン・ゴジラだった。

 

 

話が逸れたけど、シン・仮面ライダーもあのじわっとした映像が健在で、カメラワークとか表情の映し方とか、作り手の"熱"を感じて「好きだ〜〜〜〜………」となった。

 

(あとハチオーグ西野七瀬のパートがやたら力入ってたのも監督か誰かの趣味ですか……?)(坂道グループの卒業生が頑張ってると嬉しくなるので嬉しかった)(でもまあ物語の転換点だったし、趣味とかでなく作品全体の構成として力が入ってただけかもね)(ハチオーグあたりから「面白いな……」と物語にも惹き込まれていった)

 

良かったキャストは柄本佑
去年柄本佑が出てる映画をたまたま2本観て(真夜中乙女戦争とハケンアニメ)、良い役者さんだな〜〜〜 好きだな〜〜〜〜 と思ってたし、柄本さんが出てるというのもシン・仮面ライダーを観に行った理由のひとつ。

 

柄本佑が演じる仮面ライダー2号、哀しみを押し殺して戦う1号と違って、ピエロを演じて哀しみを誤魔化して生きるタイプ。その軽い態度の男が物語に介入したことで台詞のやりとりにコミカルさが加わって、テンポよくて続きが気になる展開になってたと思う。


彼が涙を流すシーンもぐっと胸にきた。柄本さんがボロボロに泣く姿を見たことで、2号だけでなく1号も、哀しみを抱えて戦ってるんだな…… ヒーローだな…… と感じることができた。

 

 

元々ウルトラマンにも仮面ライダーにも(ついでに言うと戦隊モノにも)深く触れずに生きてきたので気づかなかったんだけど、ひとくちに「ヒーロー」と言っても色んな信念や色んな格好よさがあるんだよな…… と改めて思った作品だった。

 

それに加えて今作は敵組織(SHOCKER)も「人類の幸福」を大義名分として掲げていて、「幸せってなに?」「誰が決めるの?」って哲学的な面も感じた作品だった。

 

そんな中で、クライマックスで語られた「自分の命を犠牲にして他人の心に尽くす」という在り方が格好良すぎて……。


「自分の命」の反対に来るのが「他人の命」ではなくて「他人の心」ということにハッとしたし、その「他人の心」を「守る」とか「救う」とかではなく「尽くす」と来るのか、と……。

 

言葉の重ね方が秀逸すぎる。

 

大まかな意味合いは聞き飽きるほど語られてきた自己犠牲論なのに、細かい言葉の使い方でこんなにも繊細なニュアンスが出せるのか……。

 

 

総じて言うと、映像表現が好みで、ストーリーも面白くて、最後にグッと心を動かされて、めちゃ満足な映画体験でした。

 

あの光ばちばちのアクションは映画館でしか楽しめないやつなので、派手な映像好きな人はぜひ映画館で!🙆‍♀️

 


じゃあまたね!!!

 

2022年観た映画まとめ

あけましておめでとうございます!
2022年に映画館で観た作品たちの感想まとめです!

順番はだいたい見た順のような気がするけど細部は適当。


①劇場版 呪術廻戦0
もう公開から一年かぁ……。
2021年末の公開日に観た呪術0、年が明けてからも何度も観に行きました。
4DXもMX4Dも観たし、大ヒット御礼舞台挨拶や最後の舞台挨拶の中継も!

今思い出しても、一巻だけの大切なエピソードがこんなにも綺麗な映画になったこと、本当に幸福だなって思います。

2023年はアニメ2期もあるので、楽しみです!!

 

 


僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールドヒーローズミッション 特別版
2021年公開のヒロアカ映画第3弾。円盤発売にあたり、加筆修正&特典の短編アニメ付きで再上映してくれました! やったー!!

公開当初のオリジナル版を観る手立てがないのでちゃんとした比較はできないんだけど、バトルシーンとか結構ボリューム増えてるのでは……? と思いました! すごい!!

短編アニメは特典冊子に収録されていた描き下ろし漫画のアニメ化!
ホークスの口から出る「雛鳥ちゃん」ってワードがめちゃくちゃ愉快だった。

 

 


③真夜中乙女戦争
何回も観に行った呪術廻戦で、予告で綺麗な映像が流れてたのが気になって観に行きました。
ストーリーはいまいちピンとこなかったけど、予告通り映像が綺麗でした。

永瀬廉くんの顔がちょっとわかるようになった。

 


④グッバイ、ドン・グリーズ!
花江夏樹梶裕貴村瀬歩って、キャストが好きな声優しかおらんが!? と思って観に行った映画。
映像のスケールが大きくて、綺麗だったな〜〜〜。

映画館で観てよかったです◎

 


⑤ドライブ・マイ・カー
2021年末くらいから「気になってるけど近くで上映してないな〜」って思ってたら、日本アカデミー賞とったあたりからぽつぽつ上映されるようになりましたね。
観に行った頃はちょうどアカデミー賞にノミネートしてるけどまだ受賞作品は発表されてない、くらいの時期で、需要に対して上映館が少ないのか、満席になってた。

 

3時間の長い作品で満席になるほどの人数なのに、途中(エンドロール中含め)で誰も席を立たなかったのが印象的。きっと映画を映画館で観ることに価値を感じている人が観てたんだろうな。

 

登場人物の感情の機微はわたしにはよくわからない部分もあったけど、主軸になっている車の中のシーンが繊細な情緒に満ちていて、よかった。

 

良かった場面を思い出すと、煙草が絡むシーンが多い。
三浦透子さんが飾り気も化粧っ気もない格好で背中を丸めて煙草に火をつけるのが逆に色気があったとことか、西島秀俊さんが三浦透子さんと煙草を分け合うシーンとか、クライマックスで煙草を線香に見立てるように雪に立てる場面とか。

煙草を嗜む人の感情のゆらぎを、ちゃんと知りたいと思った映画だった。

 

余談ですが、3時間の映画を観るのにトイレに行きたくならないか割と心配で、色々対策を調べました。
観る前にお餅を食べるといいらしいです。

 


ナイル川殺人事件
ミステリーあんまり観ないんだけど、人に誘われて。
舞台のスケールがでかいので、それに伴って映像が煌びやかで、楽しかった。

誰が犯人? とか考えながら観るともっと楽しいのかな〜〜〜。ただぼんやり物語追っただけになっちゃった。

 

名探偵ポアロのこと名前しか知らなかったので、どんな人物か少しだけ知れて、諸々解像度が上がった気がします。

名作に触れるのって大事ね。


⑦劇場版 名探偵コナン ハロウィンの花嫁
安室透に狂うオタクの気持ち、わたしは「純黒の悪夢」を観ても「ゼロの執行人」を観てもいまいちわかんなかったんだけど、今年ようやく理解しましたね……。
あの男にも大事な仲間、居るんだ……。

コナンはここ数年の映画だけ追ってる超にわかライト視聴者なのですが、いつもその年の映画観るのに必要な情報をちょっと予習してから行くので、ちょっとずつ人物相関図みたいなのがわかってきた気がします。

哀ちゃん好きなので、来年が楽しみ。


⑧ファンタスティックビーストとダンブルドアの秘密
ファンタビ新作公開っ……!!
これはね、もうね、お祭りですね。
「ハリポタ好きの友達と最新作を一緒に観る」という経験をしたくて、ちょっと遠くの映画館まで足を伸ばして観ました!

 

ダンブルドアとグリンデルバルドの関係性もさることながら、わたしはニュートとテセウスの関係、良い〜〜〜〜!!!! ってなった。最近兄弟姉妹に弱い。

映像もスケール大きくて魔法がカッコよくてわくわくする。やっぱりこの世界が好きだなぁと再認識しました。

キリン(実在する動物の方)が好きなのもあって麒麟の可愛さにきゅんとしちゃって、ぬいぐるみが欲しいです……。


映画ではなく配信ですが、同じ日に「リターン・トゥ・ホグワーツも観ました。
ハリーポッターシリーズのキャストが当時を振り返る、20周年記念のドキュメンタリー。

思ってた以上にボリュームがあって、セットもしっかり再現してあって、毎年毎日ハリーポッターを楽しみにしていたあの頃を思い出してぽろぽろ泣きました……。

 

今年は舞台ハリポタも観に行ったし、近年稀に見るハリポタイヤーでした!


⑨シン・ウルトラマン
ちょっとでいいからウルトラマン履修して行けば良かった……。
ゴジラ未履修でもシン・ゴジラ面白かったからいけるっしょ! って思ってたんだけど、甘かったみたいです……。

同じ監督とは言え、「シン・ゴジラ」を観に行くつもりで行くというよりは、「ウルトラマン」を観に行くテンションで行った方がよかったんだろうな。

 

ウルトラマンが現れる前の人間が禍威獣を斃してたあたりのエピソード、詳しく知りたい…… となった。
映画ではオープニングでさらっと流されちゃったもんな……。

 

 

⑩バブル
進撃の巨人と同じ制作会社(WIT STUDIO)が作ったパルクールのアニメ。
……ってだけあって、アクションシーンが格好良くて綺麗で、めちゃくちゃ楽しかったです! 進撃の立体機動を描いた会社だもんな〜〜!!

音楽の澤野弘之さん、主題歌のEveくんも大好き!

 

ただ脚本は、わたしの好みよりちょっと明るめで思ったより恋愛モノっぽかったなぁと思いました。
脚本の虚淵玄さんも著名な方らしく(わたしは知らなかったんだけど)、でもまどマギとか書いてる方だから結構重めの話を覚悟して行った人が多かったみたい?
ちょっと肩透かしくらっちゃったな〜ってのが正直なところです。

 

でも映像と音楽が派手な映画は映画館のスクリーンで観るべき! だと思ってるので、観に行けてよかったです!

 

 

ハケンアニメ!
今年ナンバーワン映画を挙げるならこの作品! って言うくらいよかった。
アニメ作品やその他のフィクションが好きな人、ぜひ観てほしい〜〜。
クリエイターへの感謝と尊敬と愛おしさが溢れる映画です。
みんなそれぞれの立場で頑張っている。
わたしもちょっとずつでいいから、世界を少しだけ良くできるように頑張ろう って思える作品。
物語を愛して生きてきたわたしに寄り添ってくれるような作品です。
2回観て2回ともボロ泣きしました……。

 

 


⑫犬王

歴史モノ(正確には室町時代が舞台で能がモチーフ)っぽいのにゴリゴリロックが流れる予告が気になって、更にタイムラインでの評判が良いので観に行きました。

 

めちゃくちゃ良かったな〜〜〜!!

 

「引き算」が上手い画と、低音がビリビリくる音楽。

画面に敢えて描かれていない部分やトリッキーな場面転換を観客の想像力で補完させるような造りで、舞台作品を観ているような印象も受けました。

細い線で細部まで鮮明に描き込まれた、「実写みたい」なアニメが溢れる時代にこの作品を創るという製作陣の姿勢がもうめちゃくちゃカッコいいなって思った。

 

ストーリーもぐっと胸を抉ってくるかんじで、良かった。
ハッピーエンドなのかバッドエンドなのかも観る人の感性に委ねられてる感じで、映像表現の巧さも相まって物語が心の中に入り込んでくる感覚。映画を観る醍醐味を味わいました。

わたし以外のお客さんはだいたい二人組とかだったんだけど、エンドロールが終わってもほとんど誰も喋らなかった。きっと相手があの物語をどんなふうに受け止めているか、わかりかねている人が多かったんだと思う。

 

そう言った劇場の雰囲気含めて、めちゃくちゃ良い映画体験をしたな、と思っています。

大衆受けする作品ではないかもしれないけど、長く評価されてほしい。

 

ゴールデン・グローブ賞ノミネートおめでとうございます!!

 


バズライトイヤー
トイストーリー(特に3)が好きなのでね、これは是非観に行こう! と楽しみにしていました。

 

アクション格好良かったな〜〜!!
4DじゃないのにぐぐぐっとGを感じるくらい、派手で臨場感がある飛行シーン。流石です。

ストーリーは良くも悪くも"今風"だと感じた。色んな配慮(所謂ポリコレ的な)を盛り込んだ結果、物語の根幹がぼやけてしまっているような気がした。

それは受け取る側(わたし)の「あ〜 ポリコレ配慮されてるなぁ」という冷めた感情が物語を受け取る際のノイズになっているという側面も多分にあると思うので、もっとフラットな気持ちで物語を受け取れるようになりたいなぁと思いました。


ONE PIECE FILM RED
2022年トップクラスの話題作ですね!
ワンピ全然知らないのに、大スクリーンでAdoちゃんの歌を聴きたくて観に行った。ちなみにAdoちゃんのファンというわけでもなく、ただのミーハー心。

 

メインテーマの「新時代」がとにかく華やかで、低音から高音まで色んな音がキラキラしてて、ハチャメチャにスクリーン映えする音楽だったので嬉しくなっちゃった。

他の歌も全部よかった〜〜〜〜!!
ライブ映画でしたね。

 

エンタメとは何か を問うてくるストーリーも割と好きだった。

わたしは、ウタちゃんの行動は肯定できなかったんだけど、それは「エンタメとは現実逃避先ではなくて、現実を生き抜く力を与えてくれるもの」「エンタメを提供する側と受け取る側は相思相愛でいたい」と思っているからなんだよね。

このあたりの感覚・感情を、自分の中で掘り下げて言語化するきっかけになりました。

 

作品世界で大衆がウタちゃんに夢中になったように、現実世界の人々もウタちゃんの曲を沢山聞いていたのも印象深い。ウタちゃんの歌を聴いているときの物語と現実の境目が曖昧になる感じ、めちゃくちゃ好きだな。

年末の音楽番組では、ウタちゃんのCGモデルが歌って踊ってるのを何度か目にしました。顔出ししないシンガーや歌を出すVtuberも増えてきてるこの時代、音楽番組の新たなスタイルの先駆者になるのでは? とわくわくした。

 


⑮劇場版 ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスラティオス
ポケモン映画人気作のリバイバル上映。観たことあるポケモン映画の中では水の都が一番好きで、でも公開当時映画館では観てなかったので張り切って観てきました!

 

もうね〜〜〜 音楽がひたすらカッコいい。めざポケ'02永遠に好き。めざポケをカラオケで歌いたい時はだいたい'02版を入れる。笑

 

ストーリーラインも気持ちがいいくらい「観たいものを観せてくれる」造りになっていて、これが人気なの、"理解(わか)"る〜〜〜!!! って気持ちになりました。

街並みもおしゃれで憧れで、悪役怪盗姉妹も良いキャラ!
何回観てもわくわくときめく作品ですね。

 

同時上映のピカピカ星空キャンプが可愛くて愛おしくて泣いた。

 


⑯線は、僕を描く
人から勧められて観に行きました。
ちはやふる」と同じ小泉徳宏監督、「まともじゃないのは君も一緒」にも出ていた清原果耶さん出演。良かった映画のスタッフ・キャストが並んでいたので期待感が増した。


光の演出が美しい作品でした。
水墨画を描くシーンでの音楽の入り方がとても良くて、そのシーンだけで何かのプロモーションにできそう。

そしてシンプルに、水墨画って凄い芸術だな……と新鮮な認識を持ちました。


ストーリーの本筋は人間ドラマなんだけど、モチーフになっている芸術のジャンルもしっかり魅力的に描いている、良い映画でした。

旅の場面が美しい映画は良い映画。喪失と創作、旅と再生を描いた作品だった。

 


⑰すずめの戸締まり
新海誠とは趣味合わない〜〜〜〜〜〜って前々から思ってるのに、話題の映画を観ておきたいミーハー心を抑えきれずに観てしまう。
物語や恋愛の価値観は合わないけど、新海監督が描く家族のかたちとか演出手法とかは好きだな〜〜〜〜と理性的に歩み寄れたので観に行って良かったです(?)
あと掌編小説の言葉の紡ぎ方も好きだった。ストーリーの構造も「なるほどこことここが繋がるのかー!」って「面白い物語のお手本」を見ているようで興味深かった。
逆にこれだけいいところがあるのになんで価値観が合わないんだ新海誠

 

震災についてかなりストレートに描いているので、心にずしりと響く物語だった。

この物語の本質はクライマックスの常夜のシーンで語られる言葉であるはずなんだけど、それを伝える為に現実に起きた震災をモチーフにする必要、本当にあるか? と深く深く考え込んでしまった。
(わたしの結論としては、「新海作品は普段あまりフィクションを嗜まない人も観るから、そう言う人にこの本質をしっかり伝える為によりリアリティがある題材を持ってきたのではないか……」ということになりました。日頃から映画やフィクションを楽しんでいる人たちには、架空の事故や災害をモチーフにしても本質が伝わると思う)

 

クライマックスに向かう車内のシーンでルージュの伝言を流す演出、震えるほど好きだったな〜〜〜〜!!!!!

ちなみに観に行ったみなさんは草太さんと芹澤くん、どっち派ですか?

わたしは選べません!!

 

 

 

 

以上、2022年末から書き始めたのに、ちまちま書いてたら年越してしまいました!
2023年映画初めまでに書き終わったからセーフ!笑

今年観たいのは今のところマリオとコナンくらいなんだけど、2022年はアニメが多めだったので、実写の邦画を色々観る年にしたいなぁと思っています。好きになれる監督に出会いたい!

 

じゃあまたね〜〜〜〜

 

映画まとめ2021年版

 

映画まとめ2020年版

わたしの幸運の話 〜舞台『ハリーポッターと呪いの子』感想文〜

この世の中は繊細さがない場所だよ。

だけと、それでもごくたまに、君をわかってくれる人はいる。わかってくれてる気がするものを、観ることもある。

 

もしも子供の頃にこの作品に出会っていたら、わたしの人生は今よりもう1センチでも、1ミリでも、良い方に向かっていたのではないか。

 

(引用元:ハケンアニメ! )

 

帰り道に、この言葉を思い出しました。

 

わたしは幸運だと思う。

「人生をもう1センチでも、1ミリでも、良い方向に」向かわせることができるものに、子供の頃に出会うことができた。

一緒に成長できた。

彼らとその世界は、わたしにとって「自分をわかってくれてる気がするもの」だった。

 

そして今でも、わたしのこの幸運な喜びをわかってくれる人が本当に沢山いる。わかってくれる気がするものを、創り続けてくれている。同じようにあの世界に魅せられた人たちが創ったものから、「わかってるよ、一緒の気持ちだよ」と伝わってくる。

そして、それらを一緒に楽しむ友達もいる。

 

 

前置きが長くなりましたが、舞台「ハリーポッターと呪いの子」を観に行きました。

 

なかなかチケットが取れなくて、プレビュー公演から数ヶ月経った今!! やっと!! ついに!! 観に行きました!!

 

 

生まれて初めての生観劇。

それが20年間人生にずっと寄り添ってきてくれたハリーポッターシリーズの作品で、本当に良かった。

 

ハリーポッターシリーズには老若男女たくさんのファンが居るけれど、その中でも「ハリーと一緒に成長できた世代」という点で、わたしと同世代のファンたちはとても幸運だと思う。

大人になってからハリーポッターに出会った人も、これからハリーポッターに出会う子供たちも、「新作(小説・映画)にわくわくしながら一年間学校生活を過ごす」「次にハリーに会うときは、ハリーも自分たちも同じように学年がひとつ上がっている」という体験はできないのだから。

 

そしてそうやって一緒に成長してきたハリー・ポッターが、数年の時を経て、わたしたちと同じように大人になって舞台の上に現れた。

 

ハリーはめちゃくちゃカッコ良くなってたし(向井理ハリー、脚どんだけ長いの? 顔小さすぎん? プロポーションが二次元だった)、事前情報によると子供が3人もいて仕事でも偉くなってるらしい。なんだか遠くに行ってしまったみたいな気がしていた。

でも目の前に現れた彼はたしかにスタイルいいし子供の頃よりもスマートに魔法を使うけれど、勉強が好きじゃなかったのと同じようにデスクワークは苦手そう。相変わらず視野が狭くて無茶も無謀もするし、キレたら言っちゃいけないこと言ってしまったりもする。

そしてロンやハーマイオニーとは変わらず仲が良くて、3人揃うとあの頃と同じ空気で喋っちゃう。

 

なんだ、わたしたちと変わらないじゃんって、ちょっと安心した。大人になって変わった部分もあるけど、変わらない部分も沢山ある。

 

数年前に脚本版が出版されて読んだときは、わたしも数年若かったから「おいおいハリー大人になれよ……」って思ったりもしたけど。

そう簡単に大人になったりできないんだよねー……って思うくらいの歳になって観た37歳のハリー・ポッターは、あまりにも懐かしくて愛おしかった。

 

そして舞台ハリポタは、その手の感傷だけでは終わらない。

目の前で次々に起こる、魔法の数々。

それがもう、本当にすごい。

劇場の仕掛けや、大道具小道具、光と音の演出、そして役者さん自身の生身の身体能力……。ありとあらゆるものを使って、魔法の世界が表現されていた。

「どうやってるの?」って考えるのを、途中で辞めた。だって本当に魔法だと思うから。

 

残念ながらこの世界には魔法なんてないことは理解しているけれど、じゃああの信じられないようなことが次々と目の前で起こった時間と空間は一体何なのだろう。

手品と同じでトリックや仕掛けがあるんだよ、お金かけて劇場を改修して大道具を作ったんだよって、多くの人はきっと言う。

でもこの舞台にお金をかけようって思う人がいなければ改修なんてできないし、お金があったってあの演出に必要な仕掛けを考える人がいなければ舞台装置なんてできないし、舞台装置があったところで演じる人がいなければ舞台にはならない。そして演じる人たちも彼らを支える人たちも、半端な稽古量ではあの目を見張るような世界観は表現できないだろう。

沢山の人が沢山のエネルギーを、たった一つの作品に注いでいる。それだけ沢山のエネルギーがないと成立しない舞台って、それそのものが魔法みたいな奇跡だなぁと、わたしは思うわけです。

 

 

ハリーポッターの舞台を日本でも上演する」と報じられたのは、いつだっただろうか。

「絶対観に行く!」と意気込むわたしに、「日本人キャストなんでしょ? ダニエル・ラドクリフじゃないんでしょ?」「ハリーが主人公じゃないんでしょ?」って言う人がいた。

わたしはその問いにうまく答えられなかった。

「それはそうなんだけどさ、キャストとかストーリーとかは置いといて、魔法が舞台だとどんなふうになるのかとか、観たいじゃん」

そうやって、自分が観たいはずの舞台の演者や物語を下げる言い方しかできなかった。

 

今だったら、「主人公がハリーじゃなくても、ハリーを演じるのがダニエルじゃなくても、あの舞台は間違いなく"ハリーポッターシリーズの最新作"だ」って胸を張って言える。なんなら「本当にすごいから、是非観てほしい!」まで付け加える。

 

それくらい、本当に素晴らしい舞台で、それを生で観ることができたのは本当に本当に幸せなことだと思う。

 

半年後になるか一年後になるか二年後になるか、はたまた十年後になるかわからないけれど、必ずもう一度観に行きたいと強く思った。いや、本音を言えば一度と言わず二度、三度と繰り返し観たい!

 

いつかまたあの赤坂の街とACTシアターに訪れるときがきたら、きっとわたしは「ただいま」と思うんだろうな。

 

一泊二日の観劇旅行を終えた今、そんな日を夢見ながら、わたしは日常を過ごしている。

一見以前と何も変わっていないけれど、いつかこの経験を振り返った時に、「あの舞台が転機だったな」と思うような、そんな気がしています。

 

 

おわり。

 

株式会社マジルミエはいいぞ!!

祝!! 次にくるマンガ大賞2022 Webマンガ部門 第3位!!㊗️

 

これは今しかないと思ったので、前々から書こう書こうと思っていたマジルミエの記事を 書きます。

株式会社マジルミエ、本日9月2日に単行本4巻が発売されました!!

ジャンプ+で毎週水曜更新絶賛連載中。アプリなら初回全話無料です!!

 

 

 



魔法少女”―それは自然災害の一種「怪異」の退治業務を請け負う職業。
就職活動に苦戦する女子大生・桜木カナが面接先で出会ったのはベンチャー魔法少女企業で…!?
お仕事魔法少女アクション、開幕!

(少年ジャンプ+[第1話]株式会社マジルミエ - 岩田雪花/青木裕 | 少年ジャンプ+より)

 

あらすじをだらだら書くのは好きじゃないので公式の紹介文を引用させていただきました。

ざっくり言うと、お仕事モノのアツさと、魔法少女モノの浪漫が両方詰まってる漫画!! です!!


この漫画、とにかく変身シーンが強い
主人公のカナちゃんや先輩キャラの越谷さんを始め、数々の魔法少女が出てくるんですが、それぞれ変身シーンの詠唱やギミックが全然違う。みんな違ってみんないい。
漫画なのでもちろん白黒静画で、絵とコマ割りで魅せる構成で、それでも動きと光が見えるから凄い。

 

いやもうここだけでもアニメ化して〜〜〜!!!! って、全マジルミエ読者の願いだと思う……。
そう! わたしはマジルミエにアニメ化してほしいんです!!
変身シーンもホーキでの飛行シーンも魔法アクションも全部アニメで観たい!!
アニメになるには人気が出なきゃなので、わたしは今こうして必死にプレゼンしてるんですよ……。

最近は変身だけじゃなくて変形メカまで出てきて、ニチアサにときめくおたく心をはちゃめちゃにくすぐってきてるんですよ。欲を言えば変身だけじゃなくて変形もアニメで観たい。


そしてそんなファンタジー魔法少女アクションの土台に、エネルギッシュなお仕事漫画の文脈があるのが良い。
マジルミエ社の社長ちゃんや先輩キャラの越谷さんの口から「こんなことを言ってくれる上司・先輩と働きたい」と思える言葉が次々と語られる。美学を持って仕事をしているキャラたちが本当にカッコいい。

 

そして同じ魔法少女企業でもマジルミエ社とは正反対の性質を持つ会社も登場したりして、様々な感情や利害が絡み合っていく様子は読んでて面白い。

個人や企業によって、それぞれポリシーが違うのも良いですね。様々な「働く大人の格好よさ」が詰まってる。全員に憧れます。


それにストーリーも明朗でわかりやすく、キャラデザも個性的で覚えやすい。
隙間時間に読むことが多い無料アプリの漫画として、脳みそのリソースをあまり使わずに翌週を楽しみに待てる ってのも高ポイントです。

 

だからと言ってストーリーが薄いかと言われるとそんなことはなくて、絶妙な塩梅の密度を毎週無料でお届けしてくれる! 超がつくほど良質な漫画だなぁと思います。

 

あとめちゃくちゃ個人的な好きポイントは、女の子が主人公かつ何人も出てくる漫画(しかも「ジャンプ」という少年漫画の代表格雑誌の名前を冠したプラットフォームで連載されている)なのに、女の子の性的なカットがほとんどないことです。

これはもう個人的な好みなので、逆に「パンチラがあれば完璧なのに……」みたいな人もいると思います。

でもわたしはかっこよくて可愛い女の子が性的に消費されるのは見てて心がチクっとするから、今のマジルミエみたいな作品のが安心して読めるな〜〜!!


そんな株式会社マジルミエ、現在単行本全4巻が発売中! & ジャンプ+で水曜日に連載中!!
ぜひ読んでみてください!!
面白かったらいいジャンしてね!!

 

「ハケンアニメ!」を観た話

めっっちゃくちゃ良かったです。

 

 

原作:辻村深月ハケンアニメ!」(マガジンハウス刊)

監督:吉野耕平

脚本:政池洋佑

出演:吉岡里帆 中村倫也 柄本佑 尾野真千子 他

 

アニメ(だけでなく漫画とか映画とか色々なフィクション)に人生を救われたことがある人、ぜひ観てほしい。

 

核心のネタバレはしないように感想を書きますが、それでも新鮮な気持ちで観たい人はすぐ映画館へ!🏃

 

 

まず、「アニメに人生を救われた人」を全肯定して物語が進むとこがよかった。

 

わたしは自分自身のことを「フィクション(映画・漫画・アニメ)に人生を変えられた・救われた」と思っている。でも同時にそんな考えのことを、ちょっと大袈裟じゃない? 思い入れが強すぎない? って心のどこかでは思っていて。

 

だからこの作品の序盤(瞳監督の面接のシーンや王子監督のイベントでの発言)で、登場人物たちがアニメに救われた人生を語っている、それだけで涙が出た。

 

この作品に出会えてほんの少しでも人生が上向きになったとか、鬱々とした気持ちの慰めになったとか、どちらも他人事とは思えない。

 

一度そうやって序盤で惹き込まれてしまったら、あとはもうなんか全部泣けた。

 

見知らぬ誰かの身勝手な評価とか、悪意なく尊厳を削いでくる年長者とか、あらゆるものが思うように進まない苛立ちとか、瞳監督の全部に感情移入してずっと泣いてた。

 

 

一方で、瞳監督と対立する王子監督の苦悩や葛藤には、ひりつくような痛みを覚えた。

 

プロモーションにも使われている「描くことの壁は描くことでしか越えられない」という言葉を聞くのが苦しかった。何をやっても中途半端で、ちょっとしんどかったらすぐ「やーめた」って放り出してしまう自分が、物凄く矮小なものに思えて。

 

「描くことの壁は描くことでしか越えられない」

この言葉が胸に響いて、共感して、頑張ろうとペンを握り直す人たちの世界に、憧れているのに辿り着けない。そういう苦しさがあった。

 

 

それから、作中アニメが"ガチ"なのも良い。

 

ちょっとしたHPとPVまである……!!

 

主人公瞳監督(吉岡里帆)の「サウンドバック

 

 

監督:谷東

キャラクター原案:窪之内英策

メカデザイン:柳瀬敬之

声の出演:高野麻里佳梶裕貴潘めぐみ 他

 

対する王子監督の「リデルライト

 

 

監督:大塚隆史

キャラクターデザイン:岸田隆宏

作画監督:高橋英樹

声の出演:高橋李依堀江由衣花澤香菜 他

 

同じ「アニメ」という括りだけど作風も表現も全然違って、制作スタッフやキャストさんも錚々たる顔触れで(本職の声優さんのアフレコシーンも作中にあります)、劇中作にここまでの力の入れよう…… "本気"だな…… と震えました……。

 

どっちが好きですか? とか観た人同士で語り合うのも楽しいはず! と思ってたら、グッズ売り場では「サバク」や「リデル」のアクスタとか缶バッジとか、「本当にありそう」なアニメグッズが売っててテンション上がりました!

本屋さんに行ったらなんと原作小説も「サバク」と「リデル」それぞれの特別カバーがかかったやつ2種類置いてあって! 少しずつ電子書籍に移行しようと思ってるのにうっかり紙で買っちゃった! 商売が上手い!(ちなみにアニメとして好みに合いそうなのは「リデル」ですが、主人公贔屓なので「サバク」版を買いました笑)(どっちも欲しくなる!!)

 

 

そんで最後に、中村倫也の顔がいいのでそれだけでももうこの映画観るべきです。顔がいいキャストが出る映画なんてなんぼ観てもいいですからね!!

 

 

じゃあまたね!

 

 

ポケモン化石博物館に行きました!

めちゃ楽しかった〜〜!!

 

 

テレビCMでたまたま見かけて、頑張れば車で行けそう! ってことで会社の後輩ちゃんを連れて(ひとりでドライブするにはちょいキツい距離)行ってきました!

 

ちなみにわたしのポケモン遍歴。

初代→姉が赤を持ってた。たまに触らせて貰ってた。

ピカチュウ→持ってたはず……。なのにどこにいったんだろ……。知らん間に消えてた……。

金銀→金を持ってた。御三家はあとから入手するの難しいと知らずにベイリーフを近所の子にあげてしまって、ピジョットが相棒だった。

ルビサファ→ルビーを持ってた。いちばん夢中でやってた。トロピウス永遠に好き……。

初代リメイク→未プレイ。

ダイパ→パールを持ってた。殿堂入りまではやったけど、その後のエンドコンテンツは途中でやめちゃった気がする。トリトドンが好き。

金銀リメイク→HGを持ってた。ポケウォーカーで捕まえたガルーラちゃんばっかり使ってた。

黒白・黒白2→未プレイ

XY→Xを持ってた。殿堂入りまではやったけど以下略。どのポケモン使ってたかもいまいち覚えてない……。

それ以降→未プレイ

 

他の派生作品だと確かポケモンカードゲームのGB版とか、ポケモンでパネポンとか、ゲームキューブポケモンコロシアムとかポケモンチャンネルとか持ってましたね。

あとアニメはアドバンスジェネレーションをいちばん熱心に観てた。シュウ×ハルカはわたしの人生を狂わせた3大カップリングのうちのひとつです(残りふたつは弥珊とシカテマ)

ポケモンGOはリリース当初にやっててしばらくやって放置して、金銀のポケモンが実装されたときにちょっとだけ再開したけどスマホの容量足りなくてやめた。

 

最近のやつだとピカブイとダイパリメイクはちょっと気になるな〜〜って思ってて、アルセウスは買うつもりです。

 

こんな展開的なポケモンと一緒に育ったけど大人になってゲームやらなくなった」タイプのわたしですが、ポケモンっていうキャラクターはずっと好きなんですよね。

数年に一度はポケモンの手帳を選ぶし、東京遠征のときにわざわざ予約してひとりでポケモンカフェに行ったし、ポケモンセンターの近くに行くと用事もないのにふらっと寄るし。

 

だからこの化石博物館も、存在知った時に「行きたい!!」って思って。特に美術館とか博物館とか、大人になってからの方が面白いな〜〜って最近よく感じていたので、余計気になって。

滅多に職場の人と休みの日に会ったりしないのに、ポケモン好きの後輩ちゃんを連れて行ってきちゃいました!

 

展示内容は、ゲーム内で化石から復元されるポケモンのイメージ標本(オムナイトとかプテラとか)だったり、そのポケモンに似てる生き物の化石やレプリカ(アンモナイトとかプテラノドンとか)だったりがメインでした。

で、ポケモンと現実の古代生物と、どこが似ててどこが違うか、みたいな比較展示になってました。

 

普通に博物館で化石の展示観るときはアンモナイトプテラノドンはきっと別のコーナーにいるけど、「ポケモンに似てる(ポケモンのモデルやインスピレーション元になっている)」という共通点で纏められてるところが、今までありそうでなかった展示方法だなぁと思いました。

 

その上で、それぞれの化石がどんなふうに発掘されてどんな生き物と推定されてるのか、噛み砕いた言葉で説明してくれるのでとても興味深かったです。

古代生物とか子供の頃理科の授業で習ったきりだったので、知らなかったことたくさんでした〜〜。

個人的には、ティラノサウルスのイメージ画の変遷(最近の研究ではティラノサウルスに羽毛が生えてた説があるらしい!)とか、始祖鳥は黒色をしてたと予想されている(他の古代生物はどんな色だったかわからんけど始祖鳥はわかるらしい)とか、「昔習ったことと違う!」って感じて面白かったです。

 

それに化石だけではなくて、発掘のための道具の展示や発掘の手順の説明もあったのがわくわくしました! ダイヤモンド・パールでずっと地下の壁掘ってたなぁ〜〜〜 って懐かしくなりました!

 

それにしても、あるのかないのかわからない化石を掘るためにフィールドワークを繰り返す学者さんたちってほんとすごい……。根気がないとできないよね……。

そして掘り出した化石を岩石から削り出して、展示されてるきれいな状態にする作業の果てしなさよ……。

普段の生活でなんとなく見聞きしている知識たちって、そんな研究者さんたちの探究心の賜物だなぁと思います。我々は本やテレビや博物館で、その研究成果という上澄みを美味しいとこどりさせていただいているのだ……。

 

そしてなによりも心が動いたのは、この企画展を構想したのが、かつてポケモンのゲームで遊んでいたひとりの研究者さんだったということ。そしてそこからポケモンの版権側や色んな博物館の研究者さんが動いて、この企画展が実現したということ。

 

わたし自身ちょうど物心ついた頃に「赤・緑」とかアニメの最初のシリーズが流行ってた世代なので、二十ウン年前に同じようにポケモンに夢中になっていた人が、この展示を考えたんだなぁと思うと胸が熱くなりました。

好きなものをずっと好きでいる人の情熱ってすごい〜〜〜〜!!!

 

ただ、とにかく文字が多い展示だったので、ポケモンキッズの中でもちょっと大きくなった子(小学校高学年とか?)向けかなぁと思いました。実際ちょっと退屈そうなお子さんも見かけたので……。

でも逆に言えば、大人が行っても見応えあってポケモンの世界にも古代生物の研究にも思いを馳せることができる、魅力的な企画展でした!!

 

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ピカチュウプテラ! カワイイ。


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ガチゴラスくんの骨格標本。こんな化石なのかもしれない!


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↑山の中だったので雪が残ってました。楽しかった。

 

 

ちなみに、今回行った博物館では企画展も常設展も同一料金だったので、常設展も観覧してきました。

 

 

特に印象なだったのが三瓶埋没林の展示。

火山灰に何千年も埋まっていて、最近(平成に入ってから)掘り出された縄文時代のスギの木。それが吹き抜けにどーん!って展示してあるんです。めちゃくちゃ大きい。こんな大きな木が何千年も立ったまま地面に埋まってて、それがわたしが生まれてから掘り出されたとか、この世にはまだまだ知らないことが沢山あるなぁ、と感銘を受けました。

ナウシカの地下のシーンみたいだった。

 

調べてたら地下に降りてこの埋没林を見れる施設もあるみたいなので、行ってみたい〜〜!

今度ドライブ計画立てようと思います!

 

 

じゃあまたね!!

 

参考サイト→三瓶小豆原埋没林 文化遺産オンライン

さんべ縄文の森ミュージアム(三瓶小豆原埋没林公園)