#呪い合おうじゃないか
劇場版呪術廻戦0!!!! 観ました!!!!
※この記事には映画のネタバレが含まれます
原作「呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校」芥見下々(集英社 ジャンプ コミックス刊 )
CAST 緒方恵美 花澤香菜
小松未可子 内山昂輝 関 智一
中村悠一 櫻井孝宏
STAFF 監督 朴 性厚 脚本 瀬古浩司
キャラクターデザイン 平松禎史 副監督 梅本 唯
制作 MAPPA
主題歌 King Gnu「一途」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
0巻ってやっぱりめちゃくちゃめちゃくちゃ面白いな!!!!
ストーリーと台詞回しが磨き上げられてる。
って言っても、もうほぼ原作そのままのストーリーと台詞なので、これはもう原作が良い。
原作のストーリーと台詞回しが良い。
わたし映画の感動をできるだけ濃く味わいたくてここ最近0巻読まないようにしてたんだけど、それでも台詞覚えてるほど読み込んでたことに映画観て気付きました……。
次の台詞わかるもん。。。
でも面白い………。次の台詞わかっても面白い。
「次の台詞や次の展開を知ってるのに面白い」って、もうホンモノだと思うんですよね。繰り返しの鑑賞に耐え得るストーリーラインを持っている。凄い。
そんでシリアスとギャグの緩急がめちゃくちゃ良くて、特に序盤の憂太と同級生ズの初対面のとこのテンポ感とかすげえ好きだなー!!! って思った。
その上で美麗作画とばちばちアクションも観れるので、もう期待通り文句なしですよ。
個人的には真希さんと棘くん、よかったな〜〜〜!!!
ふたりともテレビアニメよりもヤンチャなかんじでカワイかった。
特に真希さんの生脚が見れるってのは原作時点から0巻の見どころ(個人の意見です)で、アニメになって色がついたことで益々「真希さんのナマ脚……!!」の気持ちになれましたね!!
長めの前髪とまるっこいほっぺも可愛くて良い。
そんでそんな真希さんが乙骨くんと絡むシーンの一つ一つがめちゃくちゃ良いんですよ……。
序盤の小学校の呪霊の体内で、真希さんが乙骨くんを問い詰めるとこ、真希さんの生い立ちや今後彼女に起きることを知った上で観るとめちゃくちゃ心にクるんですよね。
それから憂太と立ち合いしてるシーンも良い!! でもキュロットの丈短すぎる!!!笑
あの立ち合いのシーンめちゃくちゃ好きだな〜〜〜!! 日常の描写が良い。憂太と真希さんの師弟(姉弟?)っぽい感じも良い。急に始まるパンダのワイダンも良い。
原作では1話と2話の繋ぎで何気なく描かれたシーンだけど、映画ではあそこがいちばん好きかもしれない。
作中ではほぼ描かれてないけど、乙骨くんはこうやって強くなっていったんだなって思えてよかった。最後クソ強になるのも、怒りで覚醒したのも勿論あるけど、その下地にこーゆー鍛錬の積み重ねがあったんじゃないかな……… と思いますね。
棘くんのアクションもテレビアニメだとほぼなかったので嬉しかった〜〜〜!!! バク転してたバク転!!! やば!!!
あと棘くんめちゃくちゃ色白でおたくは興奮しました。アニメ化の良いところ、肌の色の違いがわかるとこ。
あとアニメ化で背景が色付きで美麗になって、時間の流れを強く感じたのも良かったなぁ。桜咲く春、蝉の鳴く夏、みんなのマフラー姿が可愛い冬。
物語に描かれてないけど、彼らが確実に日々を重ねていることを感じてよかった。
こんな一年生だったみんなが、呪術廻戦本編ではあんなカッコいい先輩になるんだなぁとしみじみしました。二年ズ(映画では一年だけど)好きなんです……。
それからアニオリ部分ね!
冒頭の乙骨くんの生活、高専の寮ってそんな感じなの!?!? ってびっくりしちゃった。特にごはん……笑 廊下で歯磨きしてるとこくらいは、なるほど寮ってそんな感じね!! って興味深く観てたんだけど、ごはんはそんな場所でそんなものをそんなふうに食べるんだ!? って思っちゃった!! アレは乙骨くんだけ??? みんなそうなの??
んでその後の五条先生が乙骨くんを出迎えるシーン、なんていうか、「五条先生に連れられて主人公が高専に来る」っていう導入が、"呪術廻戦"だなぁぁぁぁぁぁって思って震えた。。。
あと傑の宣戦布告シーンに集まる大人術師たちいいですね。何人かは本編でちゃんと描かれてるキャラなので、映画でもちゃんと出るかなぁと思ってたらバトルシーンまで入れてくれて盛り盛りサービスにテンション上がった!!
特に冥冥さん、すっっっごくかっこよくて美しくて痺れました。三石琴乃ボイスがはちゃめちゃに良い。
あともしかして日下部先生はアニメデビューですか?? 劇場版で??? テレビアニメ出てたっけ……。原作では日下部先生って渋谷事変からまともに登場した気がするので、まだアニメに出てない……? ちゃんと見直さなきゃ……。
それから、「夏油という呪いを完全に祓う!」のシーンでそっと部屋から出て行く硝子サンに胸を掴まれました……。
硝子サンも傑に何かしらの重めの感情を抱いていそう、なのは原作での硝子サンの言動の節々から感じるんですけど、アニメ側はあのチラ見えする「重めの感情」をどう解釈してあのシーンを入れ込んだのか………。めちゃくちゃ気になります…………。
そんで京都勢のバトルシーンな〜〜〜!!!
これはまじで賛否両論だと思ってて、わたし自身も「賛」なのか「否」なのか決めれてない………。
知ってる子がたくさん出てきてカッコいいバトルシーンが増えたのは嬉しい!! 特に0巻を読み込んでるわたしからしたら「完全に知らないシーン」なので「次何が起こる!?」ってすげえわくわくしながら観た!
あの京都勢も本編で登場してたよりも学年が一個下なので、メカ丸三輪ちゃん真依ちゃんとか一年生なんですよね!!! 一年生のあの三人のあのチームワーク、めちゃくちゃときめく〜〜〜!!!
そんでナナミンの黒閃四連発、もしかしなくても単行本6巻あたりで語ってたやつですね!?!? イノタクのインタビューで!?!? そこアニオリで入れてくるかぁ!! って震えた。あとイノタクもちゃんとしたバトルシーンがアニメ初解禁で嬉しかった!!(ついでのようにイノタクの話をする)
黒閃といえば乙骨くんが傑をぶん殴るシーンも黒閃発動してることになってて(原作では黒閃じゃないよね!?)、傑の「やるじゃないか」の台詞にめちゃくちゃ説得力が出てましたね……。
演出もアニメの八十八橋編っぽいかんじでよかった…………!!
ただ、少し話が逸れましたが、京都側のシーンが入ることによってわたしが0巻をめちゃくちゃ好きな理由である「ストーリーがブラッシュアップされてて無駄なシーンがない」ってとこが死んでしまったなぁと残念な気持ちもあるのです………。せっかく原作アニメ未履修でも楽しめる0巻を映画にしたのに、未履修の人からしたら知らんキャラが一気にたくさん出てきてちょっとだけ戦って終わると言う謎シーンだっただろうなぁとかも思っちゃう……。
それに大人の事情への忖度を捨てておたくの願望に塗れた感想を言うと、テレビアニメシリーズより一年前なんだから京都勢もリデザインして欲しかった……!!(いやわかるんです……。キャラデザ変えるの大変なのはわかる……)
だってあのほっぺが丸っこくて可愛い顔つきの真希さんを見てしまうと!! 同じ感じのちょっとだけ幼い真依ちゃんを見たいでしょうが!!!!(おたくの心の叫び)
それから時系列的に仕方ないこととは言え、ここまで色んなキャラ出るのに虎杖くんたちはスクリーンデビューできなかったのを残念に思っちゃう……。
次回作は虎杖くん主人公でお願いします……。何卒…………。
あ、それから、微妙だったとはちょい違うんですが、乙骨くんの「死んじゃダメだ」がエヴァのオマージュだったのは…… なんなの??? ギャグ??? 笑うとこだったの??? あのシリアスなシーンで????
いやでも緒方恵美さんボイスであの台詞読むとああなるか…… 必然か………… まあいいや深く考えんとこ…………。
そして最後に流れるエンディング、良かった………。
予告編で聴いた時から「一途」はもうめっっちゃ好きだったんですけど、「逆夢」も、良い…………。「逆夢」は憂太と里香の歌であると同時に、悟と傑の歌なのかなって思って震えた。
Twitter見てエンディング曲「逆夢」の存在は知ってたので、本編終盤らへんになっても「一途」が流れないことに気づいて「えっ?? どこで流れるの??」って思ってたら、最後の最後かぁ…………。「逆夢」が終わって「一途」が流れるまでの一瞬、劇場の人たちみんなが息を潜めてる感じがあってめちゃくちゃ良かったです。
何はともあれ、大好きな漫画のいちばん好きなエピソードの劇場版を公開初日に映画館で観るという最高の1日を過ごしました……!
呪術廻戦の単行本を買い始めたときの最新巻がちょうど3巻・0巻で、最初に0〜3巻の4冊買って何回も読んだなぁって思い出した。
0巻っていう前日譚の存在自体が稀有な作品だし、本編を読み進めれば読み進めるほど0巻の内容が"効いてくる"のもめちゃくちゃ面白い。0巻がなかったらこんなに呪術廻戦にハマらなかったかもしれない……。
アニメ化したときも0巻やってほしいと思ってたし、だから映画化発表のとき嬉しくて深夜に飛び跳ねて喜んだし、ここ1週間くらい色んなことを思い出して過ごしました。感無量。
推し作品の映画化、おたく生活の大きな事件のひとつですからね!!
ムビチケまだまだあるのでまた観に行きます!!
パンフとか全然読めてないので、読み終わったら追記するかも!!!
↓↓スクロール先に原作漫画の未アニメ化部分に絡む感想も置いときます↓↓
⭐︎乙骨くんのバトルシーン観てたら漫画本編の帰国後乙骨が虎杖くんと戦うとこ思い出して、0巻で描かれた鍛錬で得た下地の上に呪力強化と術式加えて戦ってんのか〜〜〜 と思って興奮しました。この物語のラストが天井じゃなくて、今後も益々強くなる乙骨憂太。良い。
⭐︎終盤の真希さんと乙骨くんの教室でのシーンも良い…………。真希さんの頼れる姉御感とか心の強さの根っこの部分に乙骨くんとのあのやりとりがあるんだろうなぁと思ったし、「葦を含む」を思い出して胸が苦しくなったりした……。真希さん……。
⭐︎会議中、学長が息巻く中であの場をそっと離れた硝子サンの心情が、「夏油の遺体の処理を硝子サンがしなかった(悟がさせなかった)」という事実に繋がると思うと………。しんどさで胸がいっぱいになってしまった………。さしす、好きなんです……………。あの硝子さんの傑に対して微妙に滲み出る情緒を恋愛感情と捉えてるわけじゃなくて、彼女のあの態度は「3人で過ごした時間」が楽しくて愛おしかったという気持ちの現れだと思ってて…………。そういう絶妙な感情がキャラの行動に乗ってるところがめちゃくちゃ"呪術廻戦"なんですよ………。
⭐︎原作五条過去編読み返したくなりましたね!! 台詞の引用もあったし、さしす組の日常カットと、沖縄のカット……… りこちゃん…………。
過去編アニメ化してほしいですね〜〜〜 あの美麗背景美術で沖縄を観たい…………。水族館の大水槽をりこちゃんが見てるコマ、呪術廻戦の中でもトップクラスに好きなシーンなので………。